講義レポート


ビールに込められた熱い思い


講義名:本気のビール学 | レポート公開日:2014年08月11日


日本のいわゆる一般的なビールは、幼いころから祖父や父が飲んでいて、我が家の冷蔵庫には必ず瓶ビールが入っていました。
オトナになった今、私も大好きです。生も、瓶も、缶も…。
でも、クラフトビールは、地ビールのイベントや、旅先の宿にあれば飲む程度。なんだか苦いし、重いし、ゴクゴク飲めないのでちょっと…。
そんな私、スタッフ白鳥が今回受けたのは、ビア・コンシェルジュの小畑教授が展開する「本気のビール学」。これは、クラフトビールを中心に、奥深いビールの世界の”見かた”を学ぶもの。「知っているのと知らないのとでは、楽しさが100倍違う」と聞けば、興味を持たないわけにはいきません。

ビールを愛する人

受講生はお酒がが大好きなTさんと、お酒はそんなに強くないけれど、発酵学の勉強をしておられたIさん。
授業ではまず、そもそもビールとは?というイントロダクションに始まり、ビールが世界中で造られ、こんなにもバラエティに富んでいる理由まで、「ビールの概要」を座学でお話しいただきました。
確かに振り返れば、東南アジアでも、中国でも韓国でも、ヨーロッパでもアメリカでも、旅先には必ずビールがありました。そして日本を旅する外国人も、居酒屋で生ビールを楽しんでいらっしゃる姿をよく見かけます。ビールが世界で愛されていることを改めて認識しました。
10408547_744435362282822_1240932759856541737_n

五感で楽しむビール

いつもはゴクゴク飲んでしまうビールですが、今回のテーマは、「五感でビールを楽しむ」ということ。五感それぞれをどう駆使して楽しめばよいかというポイントを教えていただいた後、実践です。「ペールエール」「アメリカン・ピルスナー」「ドライスタウト」…代表的なビア・スタイルそれぞれから選ばれた、15種類のビールを試飲しながら、五感を確かめていきました。
初日の講義で一番の衝撃は、「喉越しは味覚ではなくて触覚だ」という指摘。「いつものビール」と「クラフトビール」の魅力は、全く別のところにあるということに気づくことができました。

作り手の情熱

第3回の授業の教室は、尾道の商店街にあるビールバー a clue さんのカウンター。まずは、ゲストスピーカー「宮島ビール」の醸造責任者の志村さんに聞く、クラフトビールへの想いです。
広島県三次市にあった三次ベッケンビール、神奈川県厚木市のサンクトガーレン、その他関わった醸造所で、それぞれのクラフトビールの質の向上に寄与されてきた志村さん。その物語は、職人そのもの。ビール造りの話を聞いていたはずなのに、気づけばどんな業界にも通じる改革論にも聞こえてきました。ライバルとの切磋琢磨、そのライバルは業界全体を底上げする同志でもある。そんなお話を効くと、これまで口にした各地のクラフトビールが繋がっているんだなと感じられました。

ビールと料理の素敵な出会い

クラフトビールに込められた熱い思いを感じた後は、志村さんも一緒に、ビールと料理の組み合わせが生む、驚きのハーモニーを実感する講義。

DSC_0943

「ビールと定番の●●は、本当にビールに合うのか?」から始まり、ビールが料理にもたらす4つの効果をそれぞれのタイプのビールと、それぞれのおつまみとで、実際に味わいながら確かめていきます。定番と思い込んでいたけれど心を真っ白にして味わうと、あれ?と感じたり、まさかの取り合わせで美味しく感じたり。ビールの味わいも種類によって様々なので、楽しみ方は無限大だと気づきました。

今回の講義では、普段何気なくとっている行動が実は自分の体感をもとに選んでいるわけではなかった…など、ハッと気づかされることが多かったです。
そして、五感をフル稼働させてビールを飲むと、いつもより酔いが回る気がする土曜日の昼下がりとなりました。

10330414_752206301505728_913527955664587107_n

※第5回は、屋外でのフィールドワークを予定していましたが、雨天により中止となりました。1期生は、第2期の同講義に振替となります。

講義名
本気のビール学
定員
10名
日程
第1回 4月1日(土)13:00-14:30
第2回 4月1日(土)15:00-16:30
第3回 4月2日(日)10:30-12:00
第4回 4月2日(日)13:00-14:30
第5回 4月2日(日)15:00-16:30
開講決定日
開講決定!3月28日(火)まで受付中!※開講決定日について
授業料
15000円(税込)※第4・5回のワークショップのみの参加可能8500円(税込) (全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
尾道自由大学キャンパス
教授
小畑昌司
持ち物、その他注意事項
毎回教材(試飲、食材)代として1000円程度かかります。
講義内でお酒の試飲がありますので、受講の際の通学手段にはくれぐれもお気をつけください。
この講義詳細ページへ

次回開講日程の問合せ


ONOMICHI FREEDOM UNIVERSITY 尾道自由大学