講義レポート


ビールを通して繋がる世界


講義名:本気のビール学 | レポート公開日:2015年04月14日


第4期「本気のビール学」には、東京、兵庫、徳島、など遠方の方々をはじめ、熱いビール愛を持った8名の方々が受講してくださいました。これから飲食店の開業を考えている方、ビールの奥深さが知りたい方、ただただビールが大好きだという方など、集まった仲間の目的は様々。

今回、私、岡崎は尾道自由大学のスタッフとして初めてこの講義に参加させていただきました。私にとってビールは「乾杯のための・・・」という程度の思いしかなく、講義を受けるまではビールに対してあまり興味を持っていませんでした。しかし、ほんの数時間、講師である小畑昌司先生と時間を共有するだけでその魅力に気づかされました。

体感
講義では、ビールの色を観察したり、香りを嗅いだり。また、原料であるモルトを試食したりと私たちの五感を使いながらビールに触れていきました。

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実際に自分たちの手で麦芽を煮て、味、色、香りの変化を確かめる麦汁には少し愛着が湧いたような。

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そして、各工程において、緻密に計算された温度管理や添加物の量、タイミングでビールの味が大きく変化するなど、醸造家の日々の苦労と努力を肌で感じることができました。

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ビール造りは単なる手段
今回ゲストスピーカーで来ていただいたのは、真備竹林麦酒醸造所の醸造責任者である守屋寛人さん。倉敷市真備町にあるこちらの醸造所は、精神障がいの方の支援事業の一つとして2011年よりクラフトビールの醸造を始められました。
守屋さんのビール造りへのこだわりは、「地元の人・ものを大切にする」というもの。「運搬に適した缶や樽での提供はそんなに重要だとは考えていない。地元の人に飲んでもらうために作っているのだから、壊れやすくても、小ロットで造れてリターナブルできる瓶の販売で十分。」そして、ご自身も経験された精神障がい。「その障がいを抱えている人々と共に作業し、ビール造りを通して元気づけたい。」というもの。「ビール造りは、そのための手段だ。」と守屋さんは話されます。醸造士として守屋さんご自身にしか語れない誇りに、グッと心を掴まれた1時間30分でした。

ビールの効果を楽しむ
ビールには個性が。そしてその個性は、料理と上手に組み合わせることにより様々な効果を生み出します。最終回の講義内容は、各ビールの特徴を知り、実際にその効果を食事として楽しむというものでした。ビールを考えることは、食事を考えることになるんだと初めて実感した岡崎でありました。

ビールを通して
小畑昌司教授は話されます。「ビール作りで地元福山を元気にしたい。そして多くの人にビールの魅力を知ってもらい、ビールライフを楽しんでもらいたい。」と。

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ビールは乾杯のための・・・ではありませんでした!ビールは人々を繋ぎ、生活を豊かにし、幸せを与えてくれる。今回のビール学を通して、様々な人たちと出会うことができ、それぞれの思いを共有することができました。その架け橋となってくれたビールに感謝です。

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(text:クリエイティブチーム 岡崎ちはる)

講義名
本気のビール学
定員
10名
日程
第1回 4月1日(土)13:00-14:30
第2回 4月1日(土)15:00-16:30
第3回 4月2日(日)10:30-12:00
第4回 4月2日(日)13:00-14:30
第5回 4月2日(日)15:00-16:30
開講決定日
開講決定!3月28日(火)まで受付中!※開講決定日について
授業料
15000円(税込)※第4・5回のワークショップのみの参加可能8500円(税込) (全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
尾道自由大学キャンパス
教授
小畑昌司
持ち物、その他注意事項
毎回教材(試飲、食材)代として1000円程度かかります。
講義内でお酒の試飲がありますので、受講の際の通学手段にはくれぐれもお気をつけください。
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