講義レポート


旅をした土地の中に飛び込んでいくということ


講義名:島根美食倶楽部とめぐる、石見の旅 手しごと探訪編 | レポート公開日:2018年10月12日


こんにちは、キュレーターの小川香澄です。今期で3期目となる「島根美食倶楽部とめぐる旅」には、毎期、多彩で個性豊かな受講生が集まります。今回は、旅のベテランでもあり、宴会といったらこの人とも言える方たちからのレポートをお届けします!

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卒業生の岡田龍絵です。今回の講義で私の印象に残った2つについて書きます。 写真は、はじめにお伺いした森脇製陶所で購入したお皿。重ねて焼いたときに上のお皿とくっついてしまって上のお皿の一部が残ったままのお皿です。このお皿がディスプレイされていて、思わず面白い形に惹かれてしまい購入しました。作り手の森脇氏いわく、「若いときは自分の世界を突き詰めていたけれども、年を重ねて他の人が面白がってくれるものに答える形で作品を作っていくようになってきた」そうです。こういうお皿は普通は捨ててしまうようなものだそうですが、「これ置いてみたら誰か面白がってくれるかな?」に私が答えた形のコミュニケーション。面白いですね。自分の世界を突き詰めてストイックにという職人さんもすごいと思いますが、肩の力を抜いて自然に生きていらっしゃるのが印象的でした。危ないところだけを削っていただいて、後はやすりをつけていただいて角を取ったり自分で仕上げていくことにしました。ここの器は元々経年変化で色が変わるのを楽しむ器。 どんな風にこの器が育つか楽しみです。 そして、器の育ち方によって盛り付けが変わっていくと面白いですね。 夜には噂の「島根美食倶楽部」に参加して盛り付けをしました。 おいしい食事と、美しい大皿の数々と、親戚の家にみんなで集まったような楽しさ。どこかの飲食店で出てきたものを食べたのではこの宴会感は味わえないです。この講義ならではの楽しみ方でした。この講義は教室の講義とは違い、旅をした土地のその中に飛び込んでいく講義。 今回は、過剰に演出された「地方の暮らし」ではなく、そのまま存在している世界を味わえました。普段、都会で必死で生活している方のには違う生き方のヒントがごろごろ転がっているかもしれません。私自身もこの講義が今後どういう展開をしていくのか楽しみです。来期も期待しています。

こんにちは、卒業生のA.Gです。今回の旅で出会った一枚のお皿を大切な人にプレゼントしました。そして一緒に作った料理を盛り付けました。いつもの食事の時間がより楽しく豊かになるのを感じました。なんでも手に入る今の時代だからこそ、作り手の想いやストーリーのあるものを大事に、日々の生活に取り入れていきたいと思うきっかけをもらった旅になりました。

(taxt by.岡田龍絵/A.G)

講義名
島根美食倶楽部とめぐる、石見の旅 手しごと探訪編
定員
8名
日程
【1泊2日の特別プログラム】
・開催日:9月1日(土)- 2日(日)
・集合:9月1日(土) 9:00@広島空港
・解散:9月2日(日)19:00@広島空港
開講決定日
開講決定!8月24日(金)まで受付け中!※開講決定日について
授業料
40,000円(税込)※宿泊費1泊分込み (全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
島根県西部の窯元、作家の工房 他
教授
飯野登起子
キュレーター
三浦大紀
小川香澄
講義代他、現地でかかる実費について
・盛り付けデザイン・パーティー食材費:3,500円
・体験代:6,500円(機織り体験、陶芸体験、紙漉き体験)
・昼食代:約2500円程度
・現地交通費(ガソリン代):約2,000円程度
その他、注意事項
・集合場所(広島空港)までお車でお越しの方、また別の交通手段でお越しの方は別途ご相談下さい。本行程は、全員が1台の車で行動しますので、予めご了承ください。
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