人生でいちどは体験したい、旅のカタチ。
どう考えても効率が悪い。お金を払って新幹線に乗れば早く移動できるし、タクシーに乗れば寝ている間に目的地に到着して、運転手さんがポンポンと肩を叩いて起こしてくれる。ヒッチハイクをしているのは、お金のない学生か、変人のどちらかだろう。…というのが、多くの人のイメージです。実際、「ヒッチハイクをしている」と言えば、「学生?」「ふふふ、キミは変わっているね」と返ってくることがほとんど。たしかに、ヒッチハイカーに学生は多いし、変人でないとも言い切れない。そんなイメージが先行してか、ヒッチハイクに興味があったとしても、実際に行う人はとても少なく、どこかで一線を引かれているような気がします。
しまなみ海道はヒッチハイクビギナーに最適な場所
午前は岡村教授の体験談を踏まえながら、誰でもできるヒッチハイクのコツを学びます。午後は実際にヒッチハイクをしながら、しまなみ海道を通って四国へ上陸します。このルートは道が複雑でないのと、人が温かい土地柄なので、ヒッチハイクデビューの方にも最適。おだやかな瀬戸内の海風を感じながら、いつもとは少し違う旅のカタチを体験してみませんか?
岡村教授からのメッセージ
親指を掲げるだけで、どこにでも行くことができる。見ず知らずの優しい方々と出会いから雑誌には載っていない地元情報を手に入れたり、時には車内が人生相談室になったりする。気づけば、目的地に着いていて「もう着いちゃったね」と握手を交わして、走り去る車に全力で手を振る。たかが移動なのに、なぜか壮大で、乗せてくれた人たちからポンポンと背中を押されたようなエールをもらえる。「旅」の1番の醍醐味は、旅を通じて「自分が知らない何か」と出会い、それによって「自分がこれまでの人生で持ちえなかった新たな一面」を発見することであり、ヒッチハイクは旅の魅力を最大限に引き出す旅のカタチなんじゃないかと感じています。ヒッチハイクの魅力は、お金や効率ではない。だからこそ、お金と常識を持ち合わせた社会人に、パッケージ化され快適さを約束された旅行に慣れてしまっている人に、ヒッチハイクを体験してほしいと思っています。
《1日だけの特別プログラムです》
AM:10:00~11:30
≪座学編≫
・そもそもヒッチハイクってなに?
・自己紹介
・ヒッチハイクの方法やコツを学ぶ
PM:13:00~15:00
≪実践編≫
・ヒッチハイクでしまなみ海道を渡ろう!
2人1組になって、ヒッチハイクを実践。
SNSのグループ上で現状報告を行いながら、目的地の今治へ!
≪まとめ≫
・ヒッチハイクの感想、どんな方に乗せてもらったか、エピソードをシェア。
・講義終了後は、そのままヒッチハイクの旅をスタートさせても大丈夫です。
・当日は教授の課外授業(道後温泉までヒッチハイク)を予定しています。
(第1期募集開始日 2017年3月23日)
講義レポートはありません。