「スケッチブック片手にいつもの歩いてみる。」
馴染みの道を歩いていて、あれ、こんなお店あっただろうか。前ここって、何があったんだったかなとか、思い出そうとしても思い出せないこと、ありませんか。現実の世界では今日も一軒の家が建てられ、どこかで古い建物が壊されているけれど、目にとめているひとがどれくらいいるのでしょう。
新しい風景を生み出す建築家をなりわいとする、いわゆる地方都市の広島県福山市、松永で生まれ育ったイッセイ先生こと杉原一正さんと、古き良き町を歩き描きとめていく「オールドタウンスケッチ」講義が始まりました。
「岡山市、出石エリアのこと」
今回歩くのは岡山県岡山市の出石(いずし)エリア。名庭、後楽園に程近い出石は、大型商業施設の並ぶ岡山駅の駅前からはイメージしにくいほど素朴でのんびりした風景が楽しめます。1945年の岡山空襲をしのいだこの町は、明治・大正時代の建物が今も健在です。それらを活かしたカフェや雑貨屋さんなどが並び、岡山のカルチャーを発信するエリアとも言えるでしょう。そんな出石エリア最寄の城下駅には築90年を数える「禁酒会館」があり、この施設の管理をされている真木さんにお話を伺います。
これからの時代の流れとともに新しくなるまえに。オールドタウン、出石エリアの一角をスケッチブックにとどめてみましょう。
「ニューとオールド、どっちもラブ。」
目の前に繰り広げられる日常の一コマは、振り返ってみればとても貴重な思い出のピースです。
いつもの広島県福山市近郊エリアを飛び出したイッセイ先生と、旅行気分でお楽しみください。
※スケッチブック・画材がある方はお持ちください。
※画材の用意が無い方は、受講申し込みの際にお知らせください。
11:00 岡山駅東口 噴水前集合
11:20 路面電車に乗って城下駅へ(片道100円)
11:30 古きよき建物を見学しましょう!禁酒会館へ館内見学
12:00 お昼ご飯 (1,000円前後)
13:00 スケッチポイントをしぼる。おもうままに絵を描こう!
16:00 描いた絵について感想を言おう
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