講義レポート


尾道の『笑える』突っ込みどころを探ろう!


講義名:尾道自由大学をつくろう学 | レポート公開日:2013年10月14日


2回目の講義はお笑いのプロデュース業を長いこと務められ、今は生まれ故郷の尾道で生活をされている山口さんをゲストにむかえ実施しました。

講義前半は前回の宿題である「尾道の『笑える』突っ込みどころ」の受講生発表から。その回答の中には尾道人の特性として、何事も最初は遠巻きで見ているけど、一回会えばすぐ身内になるというギャップを見出したり、人間家系が濃密、歩く速度より噂が早い、個人個人が個性的過ぎて動物園のようだ、おせっかいなのに恥ずかしがり屋 、歴史、文化が豊かなのに意外にそのことに興味がない、街の真ん中にケーブルカーがあるのに誰も興奮していないといったような「人」そのものの面白みにフォーカスした回答や、「これは何のために? ほんとにいる?」といった観点から建築物やモニュメントの存在に関しての突っ込み考察などもあり、知っているようでしらない「尾道」の再発見を共有しながら大笑いしました。

そして後半はゲスト教授から、そもそも「笑い」の及ぼす影響力、伝播力について講義をいただきながら、途中に参加者の意見も絡み合ってくるディスカッションスタイルの展開に。ひとことに「笑い」といっても、「苦笑い」「ほくそ笑む」「大笑い」・・・などその表現は奥深く、ゆえに人生において「笑い」があると、その人の表情は豊かになる。突っ込む対象をもつことが「笑い」の原点になっているとしたら、突っ込みは人生を豊かに過ごす重要なキーアクションになるといった、感情を本気で持ち表現することが「笑い」の原点であることを改めてお話しいただきました。

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笑うと泣く。感情のきたす行動としてはどちらも同じであり、その感情がその人の人生を豊かにするならば、当たり前だけど「笑って」過ごす人生でありたい。同じものもどのようにみるか、とらえるか、感じるかで「笑える」ものにも「なきたくなる」ものにもなりえるので、まずは固定概念(今まで知っていると思っていた地元のことなど)を捨てて、新たな視点で尾道を見直してみよう! と深く感じる講義でした。

また余談ですが、教授・山口さんの思う尾道は真面目な土地柄で「人」はみな勉強熱心とのこと。また濱旦那(商売人)と和尚(宗教家)が古来より尾道の名士とされてきたので、そもそもこの土地には「寄付文化」が強く根付いている。寺がここまで増えていったのはその精神があったからなのかもしれない。
これも参加者一堂に大きく頷く「尾道らしさ」のようでした。

講義名
尾道自由大学をつくろう学
定員
15名
日程
第1回 5月6日(土)13:00-14:30
第2回 5月6日(土)15:00-16:30
第3回 5月7日(日)10:30-12:00
第4回 5月7日(日)13:00-14:30
第5回 5月7日(日)15:00-16:30

開講決定日
4月27日(木)まで受付中※開講決定日について
授業料
15,000円 (全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
尾道自由大学キャンパス
教授
中村真
持ち物、その他注意事項
たのしむ心。
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