講義レポート


教授と生徒をつなぐキュレーターの役割とは?


講義名:尾道自由大学をつくろう学 | レポート公開日:2014年05月17日


尾道自由大学をつくろう学第3期、第2回はゲスト教授に、東京の自由大学でもキュレーターを務める中島悦代さんを迎えました。さらに、「エクスペリエンス学」の準備に来られていた西村琢さん、佐藤真木さんもスペシャルゲストとして参加。そんな豪華メンバーの中、まずは前回出された宿題「尾道の魅力を見つけてきてください」について、受講生から発表がありました。

1233372_707402402652785_1558446188457626293_n

トップバッターの菅谷さんの見つけた魅力は、「道」。尾道は、たくさんの小道が山から海に向かっていて、その海は、世界に通じています。この地形が、小さな町だけれどスケールが感じられる要因の一つとなっているのでは、との見方が発表されました。また、生活感があるのに美しい尾道の小道は、裏道のようで裏道ではない道ばかり。その中で、唯一裏道といえるのは幹線道路の国道2号線なのでは?という、目からうろこの視点で尾道の“道”の魅力が紹介されました。この視点に立って、他の受講生やゲストの方々、教授からも尾道の“道”について、多様なとらえ方で意見が出されました。

林さんの見つけた魅力は、“ゆるさ”が許される尾道というまちに住んでいる「ひと」。林さんの語る“ゆるいひと”の話を受けて、根底にしっかりとした「仁」があるからこその「ゆるさ」では?との菅谷さんによる気づきがありました。
「道」「ひと」という魅力に共通していえることは、いずれも“尾道の中に、一歩踏み込まないとわからない”ということ。自らどんどん突っ込んでいって話をしたり人と出会うと、限度のない尾道の魅力に出会い、尾道にはまっていくということ。講義を考えるときも、その「魅力」「切り口」を作っていかなければならない。使い古されたものでも新たな切り口でみると、新たな気づきがある。それに気づくことのできた宿題でした。

「学びのキューレーション」 教授と生徒をつなぐキュレーターの役割

講義をつくるにあたっては、企画者自らが「疑問を持つ」ことから入っていくことが大事。この「学びたい」という欲求を講義に落とし込んで実施するのが、自由大学のキュレーター。
流行りなど短絡的なことからテーマを見つけるのではなく、「受講生にこうなってほしい」、「これは絶対人の興味を引く」、「講義が終わった後も受講生が学び続けられるようなヒントを教えられる」そんな想いで構成を考える。完璧なものを提供するのではなく、隙があることが問いの投げかけとなり、受講生それぞれが自ら納得する答えを導き出すような仕組みこそ、自由大学で学べる学びの在り方。

次回の教授は、お笑いクリエイターの山口信哉氏。課された宿題は、「“尾道の突っ込みどころ”を調査せよ!」です。

10300213_707434529316239_6644403256981566366_n

講義名
尾道自由大学をつくろう学
定員
15名
日程
第1回 5月6日(土)13:00-14:30
第2回 5月6日(土)15:00-16:30
第3回 5月7日(日)10:30-12:00
第4回 5月7日(日)13:00-14:30
第5回 5月7日(日)15:00-16:30

開講決定日
4月27日(木)まで受付中※開講決定日について
授業料
15,000円 (全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
尾道自由大学キャンパス
教授
中村真
持ち物、その他注意事項
たのしむ心。
この講義詳細ページへ

次回開講日程の問合せ


ONOMICHI FREEDOM UNIVERSITY 尾道自由大学