ギアこそアウトドアの要
アウトドアと聞いて、何を思い浮かべますか?キャンプや登山をイメージする方も多いはずですが、アウトドアを楽しむ上で、ギア(道具)にこだわるのも醍醐味の一つではないでしょうか。その考え方の一つとしてMYOG(ミョグ)の考え方が今注目されています。MYOGとは、MAKE・YOUR・OWN・GEARの頭文字を取ったもので、「自分でギアを作る」という意味です。
自分で作るということは自分にとって都合の良い機能、使い勝手の良いサイズなど、思い通りに作れると共に、完成した時の喜びもひとしおです。本講義では、アウトドアを楽しむ上でのMYOGの考え方を学ぶと共にアウトドアの楽しみ方を実践的に学んでいきます。
アウトドアライフを楽しむためには
中国地方には低山ながらも美しい山々、瀬戸内の穏やかな海、様々なロケーションでの自然に恵まれ、アウトドアを楽しむには最適です。大自然の楽しみ方は春夏秋冬で無限大に広がります。
しかし、この恵まれた環境を活かすためには、条件やシチュエーションに合わせたギアについて考えることも、とても大切です。こだわりのギアを相棒にすれば、これまで以上に心ゆくまで自然の魅力を味わうことが出来るでしょう。
一方で、こだわればこだわる程、自分が求めているギアはなかなか見つからないもの。そこで、自分好みのギアを自分で作る事が出来れば、自分らしいアウトドアスタイルにまた一歩近づくことが出来ます。今回は、空き缶を材料にした、軽量かつ機能も十分な「アルコールストーブ」を自分で作り、実際に使ってみましょう!
フィールドは尾道の里山
本講義は尾道の里山・原田町を舞台に開催されます。原田町では、いま原付バイクで美しい風景を巡るツーリングイベントが開催されたり、子供たちと一緒に泥んこになりながら田植えをしたり、オシャレなお店の集うマルシェが開催されたりと、遠方からも沢山の人たちが集い、地域の暮らしに寄り添いながら、自由な空気感が伝わって来るような取り組みが次々と生み出されています。
原田町の美しい自然の中でアルコールランプに火を灯し、尾道におけるアウトドアアクティビティの可能性について語ってみませんか?
三浦教授の講義への想い
教授には、アウトドアブランドの三浦卓也さんを迎えます。三浦さんは、山登りを始めた頃、使用していた道具が使いにくいと、家庭用ミシンを購入し、コインケースを自作したことをキッカケにバックパックなども作るようになり、今ではブランドまで立ち上げて活動されるようになりました。
「もっとこうなったら使いやすいのに…というワガママがスタートですね。」
道具に対しての見方や使い方に変化が生まれること間違いなし。“自作”の楽しさを再発見し、遊びの幅を大きく広げましょう!アウトドア初心者の方や子どもさんと一緒の参加も大歓迎!
(第1期募集開始2018年11月16日)
・アウトドアギアを自分でつくる、カスタムするという文化の存在を、教授の事例をもとに紹介。
・オリジナルのギアを持って歩いた、過去のアクティビティを写真と共に紹介。
自分だけのアルコールストーブを作ってみましょう。
・実際に外へ出かけて、自分たちで作ったストーブを使ってみよう。 ・原田をフィールドにしたアクティビティの可能性について語ろう。 ・1日の振り返り
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