講義レポート


5月、新緑の京都を巡る〈卒業生・作品集〉


講義名:題名のない京都 | レポート公開日:2018年10月02日


中島教授が主宰されているスペース[Community Store TO SEE](京都市中京区)をメイン会場に、二日間に渡って開催された写真講義「題名のない京都」。

新緑の美しい京都をカメラと共に巡った記録、卒業生それぞれの視点で撮影された写真をご覧ください!


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<1日目> 京都御所界隈の街中での撮影

5/26(土)座学でカメラの基礎について学んだあとは、京都のまちを散策しながらの撮影タイム。

この日は、外を歩くのがとても気持ちのいい日で、公園の脇を通ると小学生ぐらいの子がうんていに登って遊んでいるのが見えました。

歴史や文化という視点で街を見ていると、つい見逃してしまいそうな京都の日常の風景がそこにあります。

                                (撮影:吉田敬太郎)

碁盤の目になった通りには、現代的なビルや住宅に混じって、昔ながらの京町家や素敵なデザインの建物が並んでいます。

そして、屋根から屋根へとそれらの建物を繋ぎ合わせるように、何層にも電線が張り巡らされていました。

                                (撮影:藤咲友宏)

そんな街中の様子とは対照的に、京都御所の敷地内に入ると、広い空間の中に木々が残されていて、ホッとします。

江戸時代につくられたというこの庭園を一体どれだけ多くの人が眺めて来たのだろうと考えると、改めて目の前の光景は”特別なこと”なのだと感じます。

                                (撮影:菅典子)

京都というとお寺のイメージが強いかもしれませんが、神社の文化も色濃く残っており、講義当日には家々の壁に「お神酒」と書かれたお札が貼られていました。

こういう細部にこそ、京都の街に受け継がれている暮らしの一端を感じることが出来ます。

                                (撮影:丸井優子)

そして、撮影が終わると再びTO SEEに戻り、1日の作品を振り返り、そして3枚程度を選んでその写真を撮ろうと思った理由やテーマ、作品のタイトルなどを発表します。

<2日目> 東山から哲学の道へ

2日目は更に天気が良くなり、歩いていると少し暑いぐらいの陽気に。

その影響もあり、光と影のコントラスが強く、写真の表情も昨日よりもぐっと引き締まり、昨日よりも建物の細部や「陰影」を写すのが楽しくなります。

                                (撮影:藤咲友宏)

水たまりの中に微かな光に見つけ、シャッターを切る。

天候や時間帯の違いで撮影者が同じでも写真の雰囲気が全然違ってきます。なので、やはり同じ写真は二度と撮れないのかもしれません。

                                (撮影:吉田敬太郎)

こんな風に止まった水の姿は肉眼ではみることが出来ないカメラならではの表現。

美しい京都の風景の中で水の流れがアクセントとなっていることに気付かされます。

                                (撮影:新保惠子)

カメラがとらえる光は目で見る以上に雄弁に目の前の光景を表現してくれます。

1日の撮影を終え、みんなそれぞれ心地よい余韻に浸る中撮影された一枚、撮影者にだけ見えていた美しい光景に一同が息を飲みました。

                                (撮影:稲垣正幸)
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こうして講義を振り返ってみると、改めてカメラの基本を学び、楽しみながら写真と向き合った二日間となりました。

自分のイメージしたような写真を撮れることは本当に楽しいですし、初心者でもシンプルなルールさえ学べば写真をより楽しめるようになります。

同じ講義でも、その季節やメンバーによって毎回、全然違う雰囲気を味あわせてくれるのが、写真講義の面白いところ。次はどんな講義になるのでしょうか?

次回は来春開講予定です。講義の日程など本講義に関するお問い合わせはページ下のリンクよりお願いします!

(Text:「題名のない京都」キュレーター 高野哲成

講義名
題名のない京都
定員
各日 6名
日程
1日目 5月26日(土)13:00-18:00
2日目 5月27日(日)10:30-17:00
開講決定日
開講決定!5月24日(木)まで受付中!※開講決定日について
授業料
1日目 8,000円
2日目 10,000円
※通し受講の場合 15,000円 (全て税込)
(全5回/税込) ※事前銀行振込
キャンパス
Community Store TO SEE
(京都市中京区衣棚通竹屋町上ル玉植町244)

京都のお寺や街へ撮影に出かけます。
教授
中島光行
キュレーター
高野哲成
持ち物、その他注意事項
デジタルカメラやiPhoneなどをご持参ください。(一眼レフのカメラが望ましい)
事前課題として、自分の好きな風景の写真を撮ってきてください。
※別途、お寺の拝観料が800円程度掛かります。 ※当日の天候などにより、内容は若干変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※お申し込みの際はご希望の回をご記載下さい。
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