講義内容
目で見て美味しいデザインとは?
このワークショップでは、尾道の新鮮な野菜や果物やお惣菜をお皿の上に盛り付ける楽しみを味わいます。そして、「目で見て美味しいデザイン」を体感し、日常の“食時間”の輝きを増すヒントを学びましょう。

<盛り付け>でクリエイティブを体験する
ワークショップの教授は、盛り付けデザイナーの飯野登起子さんをお招きします。グラフィックデザイナー出身で、現在は料理の盛り付けデザインやパーティーのコーディネートや食のプロデュースをお仕事とされる飯野さん。飯野さんは、毎月、テーマを設けた料理研究会をご自宅で開催される一方、プライベートでは「green食堂」という少人数のゲストを招いたおうちパーティーを楽しまれています。お皿の上の食材も並べ方によって驚くほど印象が変わります。意外なメニューがパーティーフードになるなど、季節や目的に合わせた「見せる盛り付け」を学び、身につけます。

▲尾道に足を運んだ際に受けたインスピレーションをもとに盛り付けデザインで表現した作品
売っているお惣菜でも、盛り付けをデザイン1つで変化がうまれる
この講義を通して、尾道の食の楽しみ方を題材にし、自分の生活の身近な食を楽しむコツを身につけましょう。
売っているお惣菜も盛り付け方やコーディネートひとつで、より美味しく演出することができたら、家族との時間、人を招いた時の食時間が普段よりずっと楽しくなるはず。
飯野登起子さんより
「昨年末に始めて訪れた尾道、その魅力は東京に戻っても暫く興奮冷めやらぬものがありました。広大な瀬戸内海、豊富な海•山の新鮮な食材や美味しい料理、そしてこの地に住まわれる人達の魅力……そんな魅力的な尾道を盛り付けデザインの世界を通して沢山の方々にお会いしたいと願っています。」
プログラム内容
・盛り付けデザインの魅力について、教授の実演披露
・買い物ミッション(盛り付ける食材、カゴ・器を購入します)
・盛り付け実践
・ワークショップのあとはみんなで食事をします
※プログラム内容は、現地事情等により変更になる可能性があります。
(第1期募集開始:平成25年8月10日)
こんなかたが対象です。
- 料理人、飲食業、地域産業開発、デザイン・・・様々な業種の方々
- おうちパーティーをもっと楽しみたい方
- 尾道の食材をもっと楽しみたい方
- みせる盛り付けに興味がある方
- 器の活かし方に興味がある方
卒業者の声
- 「いわゆるお料理の盛り付けではなくて、工作だと思ってください」という風に最初に先生がおっしゃたので、より自由に表現できました。また、まち歩きがあたったので盛り付けというよりは、尾道についての知識のほうが深くなったと思います。普通の旅行ではそんな機会はないので貴重な経験でした。
- 先生の盛り付けもそうですが、ほかの参加者の方々との交流も出来、さまざまなデザインを拝見する事が出来ました。
- 同じ食材を使ってもそれぞれの個性がでていて楽しい。皿いっぱい盛り付けるのではなく、空間がいかに大事であるかということを学べた。普段から食器、食材などを意識してみるようになりました。
講義計画
- 第1回
1日間の特別プログラムです
- 講義名
- 盛り付けデザイン学 実りの秋編
- 定員
- 各回15名
- 日程
- ①9月20日(土) 11:00-17:00
②9月21日(日) 11:00-17:00
※上記日程内のご希望日を添えてお申し込みください
- 開講決定日
- 開講決定!9月12日(金)まで受け付け中 ※開講決定日について
- 授業料
- 3000円(税込) (全1回/税込) ※事前銀行振込
- キャンパス
- Onomichi U2
- 教授
- 飯野登起子
- キュレーター
- 小川香澄
- 持ち物、その他注意事項
- 別途、盛り付けデザイン食材費や器代がかかります。盛り付けに使用したいお皿や食材がある方は、各自ご持参ください。無い方は、Onomichi U2近辺でご購入いただきます。