教授 : 田代京子
漆芸家
- 担当講義
- 漆と暮らすビギナーズ
- 愛しの金継ぎ学
- プロフィール
- 愛媛県新居浜市出身。
大学卒業後社会人を経て、かねてから興味を抱いていた漆芸の道へ。香川県漆芸研究所にて6年間漆の技術を学び、卒業後、同じく漆芸家である夫の出身地、広島県三原市に移住。
若い世代にも受け容れられ、普段の食卓が豊かになるような器を作りたいと、2011年頃から麻布と紐で器胎をつくる縄胎技法で制作を始める。また同時に、金継ぎという仕事に魅了され、生活に密着した漆の活用法を広めるべく活動中。
- 関連サイト
- urushiro.com
- メッセージ
- わが家ではほぼ毎日、漆の器が食卓にのぼります。手触りも口当たりも、その心地よさは他には代えがたいもの。
現代では化学塗装や樹脂のものが多く出回って、ときには「漆ってなに?」という質問を受けることがあるほど、特に若い世代での認知度は低くなっています。
「塗装」と「接着」、このふたつの役割おいて漆はかなり優れています。素材としての漆をもっと身近に、そして本物の漆器にも目を向けてもらえたら、と思っています。