テキスタイリスト・カイサヨコと北欧


カテゴリ:blog コラム | 投稿日:2017年07月07日

カイサヨコ教授のアトリエにおじゃましました
8月19日(日)に予定されます、「カイテキtextile学」を担当する、カイサヨコ教授。(※以下カイさんとお呼びします。)
カイさんは、広島県福山市の駅家町という緑が印象的なエリアで、古民家を活用しアトリエにされています。ここに、フィンランドからきた友人が来るからと、クリエイティブチームを誘ってくださいました。

北欧との温かなつながり
カイさんは2016年からテキスタイルの聖地であるといわれる北欧・フィンランドへ留学し、2017年に帰国。今はこの駅家町のアトリエを基点に、テキスタイリストとして活動を始められています。この日、ともに机を囲むフィンランドで偶然出会ったティナさんは、工芸やてしごとを教える学校の先生。そんなティナさんとカイさんへ、せっかくなので現地でご縁が繋がった人や出来事のことを少しお聞きしました。

偶然の出会い
自国で工芸やてしごとの技術を教えるティナさんとカイさんは、クラスメートでもなく同僚でもない、全く偶然の出会いだったそう。お2人の共通の知人とカイさんが食事に行く約束をしていたところ、その場に居合わせていたティナさんは「あなたも来なきゃだめ!」と言われたのが始まり。それから、お2人は付き合いが始まったというのです。
フィンランドでは1年に4週間のお休みを取得するきまりがあり、この休暇を利用してすでに2週間、駅家町のアトリエでイベント・ワークショップ等を行いながら滞在されていました。

本当の観光
そんなティナさんに滞在はどうですか?と質問すると、次のような答え。
「10年前に日本を訪れたときは、京都でいわゆる’観光’をして日本っぽい暮らしに触れることはありました。でも、ここ(駅家町)での暮らしは気に入っています。より今の日常的な日本の暮らしを体験できますから。」
一般的に日本らしい暮らしを外国の方へ紹介する媒体・メディアが、その取材先として京都市内か福山市内かで選ぶとしたら、京都市内を選ぶ可能性のほうが圧倒的に高いでしょう。事実、邦日観光客数については数字を見ずしても明らか。しかし、地方でもエリアごとに魅力を見直す動きが深まり広がる中、これから日本の文化を伝えるチャンネルが増えています。ここ駅家町も例外では有りません。カイさんのアトリエでの暮らしもまた、日本を暮らしやてしごとを体験する上で他の観光地に引けをとらない存在なのだと感じました。

カイ教授のNUNOへの想い
そんなステキなアトリエを持つカイ氏は、絣やテキスタイルを通じて社会にアプローチを仕掛けるテキスタイリスト。彼女にとって、テキスタイルは好きだということを通り越しているほど身近な存在。特にご実家がお布団屋さんだったカイさんにとっては、「幼いころからそばにあるもので、手に触れられる存在だったから好き嫌いを問うような存在ではなかったんです。あえて言えば、成人してから、スウェーデンやフィンランドのテキスタイルに触れて、もっと知りたいという欲求が高まりました。」

将来のこと

「これから、フィンランドと日本を繋ぐようなことを、ここ駅家町のアトリエでできるといいと思っています。」

日本に戻ってこられたカイさんと北欧のご縁ある友人たちとがテキスタイルの力を使って、これからどんな活躍をされるのかが楽しみです。
カイさんとティナさんは微笑みながら今後の構想を話してくれましたが、どんなプランがあるのかはこれからのお楽しみ。

カイ教授の活動を知るために:FaceBook 甲斐小夜子
カイ教授の講義はコチラ:「カイテキtexteil学


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