「赤毛のアン」で有名な、カナダのプリンスエドワード島。愛媛県ほどの大きさの島で、人口は14万人弱。 州都のシャーロットタウンには、パブを併設したブルワリーがあります。その名も「Gahan House」。 地下でビールを醸造し、1階のパブで地元の料理とともに、楽しむことができます。
たくさんの種類があるけれど、全部飲むのはとても無理!どれを選ぶか迷う…。そんな人のために、「sampler」というメニューがあり、10種類あまりをミニサイズのコップで試すことができます。 日本酒でも、「利き酒セット」などがありますよね。 ブルーベリーや季節のビールなど、それぞれ明らかな特徴があって、まるで別の飲み物を飲んでいるようでした。
プリンスエドワード島はセントローレンス湾に囲まれており、牡蠣、ムール貝、ロブスターなど、新鮮な魚介類が豊富です。 どれもこれも、ビールと合う、ビールが進むメニュー。これも、地酒は地域の旬の食材と合う、ということと通じるところがあるなと思いました。
シャーロットタウンのダウンタウンは、徒歩で歩いて回れる大きさで、特徴的な飲食店が点在しています。 そういった周辺のお店でも、ここで作られたクラフトビールが樽で出荷されていて、複数の種類の中から選ぶことができます。 地域に根付いたクラフトビール。いつの日か、尾道でも生まれ育って、瀬戸内の旬の食材と景色と一緒に楽しめる日がくるとといいなと思いました。
posted by Shiratori