向島で、旬のヒジキに出会う


カテゴリ:コラム | 投稿日:2014年12月04日

尾道自由大学には、「尾道デニム部」活動があります。 これは、尾道デニムプロジェクトのあらゆる活動に、自由大学スピリットで関わっていくという部活動。 デニムを穿いてくださっている協力メンバーのもとを訪れ、仁多のデニム洗い工場から帰ってきたデニムと引き換えに、1週間穿きこまれたデニムを回収する作業。時にはこちらを引き受けることもあります。 今日は良い天気の中、いつものルートをひた走り。 向島漁協では、田頭組合長をはじめ、14名の方々が仕事着として、休日着として、デニムを穿いてくださっています。 denim いつもは漁協事務所で待ち構えている組合長。今日はいらっしゃいません。周囲を見渡すと、海辺で何やら作業中。伺うと、獲れたてのひじきを綺麗に洗い、茹でているところでした。磯の良い薫りが漂います。 大きな釜で、木をくべながら、お酢を加えて、1時間グツグツ。 hijiki1

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緑がかったひじきが、茹で上がると見慣れた黒い色に変わります。つまんで一口いただく。食感といい、風味といい、乾燥ではないひじきが食べられるこの季節ならではです。

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陸上では暖かいときに緑豊かになりますが、海の中の海藻たちが繁茂するのは、冬~春にかけて。これからです。

(text:クリエイティブチーム 白鳥法子)

(撮影日:2014.11.27)


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