実践スパイス学 ―住吉花火大会に出店―


カテゴリ:コラム 事務局からのお知らせ | 投稿日:2014年07月29日

6月に、「インドに学ぶスパイス学 尾道味付け編」第2期に事務局として参加。ここで、料理の名脇役であるスパイスの活用術を学びました。 複雑で難しいと思い込んでいたスパイスが、とても身近になった講義でした(講義レポートはこちら)

7月にはスパイス学のバラッツ教授に特別に調合していただいた「Onomichi Spice」が「U2shimaSHOP」にデビュー。こちら、たくさんのスパイスが絶妙な配合で調合されているので、とても便利なミックススパイスです。

Onomichi Spice

でもやっぱり、スパイスを日常的に使っていない方々にも手に取って選んでいただくには、どんな料理に使うと美味しいか、どんな使い方をすればいいのか、 簡単な紹介があったほうがいいですよね。shimaSHOPの担当者とも、そんな話をしていたところでした。

「花火大会の日、お店空いているから、自由大学で何か活用してみない?」 スパイス学でキッチンをお借りした「湊キッチンminnow」さんから、そんなお声掛けをいただきました。 そこで、「Onomichi Spice」を活用した料理を、まずは私たち自由大学スタッフが作ってみて、お客様に提供することに決めました。

バラッツ教授やminnowのシェフたちにアドバイスをいただきながら、メニューを決め、レシピを決め…。 どのくらいの量を用意する?原価は?盛付は? 準備することはたくさんありましたが、周囲の方々の助けで、わくわく楽しく取り組むことができました。

メニューは、「Bharat101(カレーパウダー)」を使ったタンドリーチキンと「Bharat102(ミックススパイス)」を使ったスパイシーポテトのセット、そしてシナモン・カルダモン・クローブを効かせたサングリア。

menu

花火は沢山の人で賑わい、お店も賑わいました。いつも自由大学を気にかけてくださっているT氏がご家族で来てくださり、お孫さんが、”こども店長”さながらに大活躍でお手伝いしてくださいました。

販売中

私、普段から料理をして人に食べてもらうことは好きなのですが、今回はお客様からお金をいただき、食べ物を売るという貴重な経験をさせていただきました。

もっともっと、スパイスで食材の魅力を引き出したい。スパイスによって輝きを増した料理を楽しんでいただきたい。そんな気持ちになった一日でした。 まだまだスパイス活用への探求心は止まりません。

召し上がってくださった皆様、お手伝いいただいた皆様、どうもありがとうございました。

posted by Shiratori


ONOMICHI FREEDOM UNIVERSITY 尾道自由大学