【オススメの場所】宮崎県高千穂・天岩戸神社


カテゴリ:blog オススメの場所 コラム | 投稿日:2021年12月23日

12/22(水) 宮崎県高千穂・天岩戸神社にて天岩戸注連縄神事が行われました!

「天岩戸開き」の神話をご存知でしょうか?

岩戸が開いた際に、せっかく出てきた天照大御神が岩戸にお戻りにならないよう、布刀玉命が注連縄を張ったとされています。

天岩戸神社のご神体であり神話の舞台となった岩戸(洞穴)は、地上50メートルの高さにあり、洞窟の幅は18メートルという大きさで、実は神話以降、この注連縄張りの神事が実施されることは無かったと言われているのですが、昨年、「天岩戸開き」の神話を広く後世に伝えたいという天岩戸神社の宮司さんの想いから再び現代に蘇りました。

神社の起源は古事記や日本書紀といった神話の記された時代よりも更に前に遡ります。そのため、様々な風習やご神事が生まれた経緯やそれに込められた想いは想像することしか出来ません。しかし、この新たなご神事には、今を生きる人々の想いが込められています。

この新たなご神事の誕生に携わった一人として、その歴史や想いを伝えるための学びの場「あまのいわと学校」の運営を尾道自由大学 校長 アドベンチャー神社学 教授 中村真が務めさせて頂いています。

来年が皆様にとって素晴らしい年になりますように。
そして、是非一緒に神話の地を訪れ、現代にも脈々と受け継がれるその世界に触れて頂ければ幸いです。

▶︎NHK宮崎NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20211222/5060011354.html

▶︎あまのいわと学校HP
https://aminaflyers.amina-co.jp/list/detail/56

中村真 尾道自由大学校長のコメント

陰極まりて陽となす

冬至前の陰の極まりを祓うのはその土地の御神楽であったことが何より心震える瞬間だった。

高千穂は素敵なところです。至るところに神様がおられて、その土地の暮らしを見守られている。

天岩戸開き神話を古代より大事に伝える天岩戸神社へぜひお参りください。そして来年の冬至におきましても、その土地で育まれてきた岩戸神楽の深いところにある御神事をぜひご一緒ください。

天岩戸注連縄張替神事は日本人の心の注連縄を張り替えるかみごとです。

天岩戸の大神さま
弥栄ましませ


ONOMICHI FREEDOM UNIVERSITY 尾道自由大学