備後いぐさのふるさと福山へ
こんにちは、いぐさ部のいわぶちです。
今回は、9月10日(土)・9月11日(日)にRim福山にて開催された、出張ワークショップについてのレポートをお送りします。今までは尾道市内のみの開催でしたが、今回は初めての出張ワークショップということで、いぐさ部副部長の桃子さんが腕によりをかけ、参加者さまのお出迎えグッズを気合いを入れて作ってました。さて、楽しみにしていたイベントが、いよいよ開始です。
開始早々、小学校3年生の女の子がお母さんと一緒に立ち寄ってくれました。普段からオシャレが大好きな女の子で、「これはこうしたらもっと可愛い」、「この色を塗り替えたらもっとこれがよくなる」と、アクセサリー作りを夢中になって楽しんでいました。夕方まで居てくれて、いぐさ部と一緒にワークショップを盛り上げてくれました。
次世代に伝えていきたい、地域のモノづくり
2日間を通して、親子、ご家族、お友達同士で、常に参加者が居る状態が続きました。今回のワークショップで印象的だったのは、道行く方々が、いぐさを見て、「あら、いぐさだね」とすぐに分かっていただけたことです。いぐさの産地である福山ならではの光景でした。また、お母さんが、「これはいぐさって言うのよ、畳と同じにおいがするでしょう」とお子さんに教えると、「アクセサリー作ってみたい!」と笑顔で参加し、お家に帰ってからも、いぐさの編み方を練習する姿があったと後から伺い、子ども達にも地域のモノづくりの素晴らしさや大切さを伝えていきたいと改めて感じました。
さらに、いぐさ部の卒業生の皆さんも、わざわざ立ち寄ってくださり、感無量でした。
今後も尾道自由大学のワークショップに加え、出張ワークショップも精力的に開催していく予定です。
次回10月21日(金)は、いよいよ秋・冬の季節の到来ということで、なべ敷きを作ります。皆様どうぞお楽しみに。
(text:いぐさ部 部長 いわぶち)