2013年11月16-17日にかけて行ったCamp in onomichiは、「まずは俺たちが尾道の自然を遊び尽くそう」という中村校長の発案からスタートした企画。2014年のゴールデンウィークの連休最後に企画したseason-2は、遠くは都内から尾道近郊まで30名近くの仲間が大集合。season-3は極寒の中、尾道よりやや北の世羅にて開催し、雪降る中、キャンプ好きの仲間たちと自然の魅力を堪能するなど、回を重ねるごとにキャンプ仲間が増えていくCamp in Onomichi。今年は隣の県である島根県江津市の市民大学「GO▶︎つくる大学」の仲間たちと一緒に、広島県境の庄原市を舞台にCamp in Shobaraを開催!キャンプ初心者の方とも一緒にキャンプを楽しむために、テントの立て方、キャンプファイヤーの扱い方、キャンプ場だと尚美味しいご飯の作り方などを目で見て、体験して学んでいきましょう!
尾道は海の街で東西南北をつなぐ交通の要所で、よくクロスロードと表現されています。庄原市は、里山という言葉に代表されるような日本の原風景が残る地域です。いつか、庄原で講義を開催したいと尾道自由大学では願ってきました。古事記に出てくる日本神話における黄泉の国は、この庄原にあるとも言われています。今回会場となる拠点を整備されているのんきさん、そして後藤夫妻は、自然とともに生きること、「想像力」「創造力」を体現されている方々。教頭の小川が広島に暮らすきっかけを作ってくれた人々であります。尾道とはまた違う時の流れ、人々の暮らしを、ぜひこのキャンプをきっかけに触れてみてください。
食べる物も寝る所も全部自分たちで手配という自立精神を養うスタイルが尾道自由大学的キャンプ。キャンプの楽しみは、日常生活とは違う場所や道具で衣、食、住を体験できることにある。道具の使い方から遊び方まで、自分で考え動く中で経験を積んでいくことが、アナログな環境下で過ごす醍醐味なのではないでしょうか。自然の中で遊び、みんなで作ったご飯を持ち寄り、美味しく戴く。暗くなったら火を焚き、火の暖かさに有難みを感じ、唄を唄い、眠くなったら寝るというキャンプの醍醐味をとにかくシンプルに味わいます。
自然の中で過ごすことは、人間が本来持ち備えなければならない知識のひとつではないでしょうか。暑さや、寒さ、風や雨などをしのげる立派な家で過ごす日常。キャンプは、このような立派な家ではなくテント等の簡易的な道具で、自然の中で過ごす。でも、キャンプ場ではテントは秘密基地のようなもの。
ふだん出来ない焚き火や小さな明かりの中で過ごす夜は、きっとそこに居るみんなが想い出深いものになることでしょう。親子での参加ももちろんOKです。キャンプがはじめてという方もご安心ください。場所によっても季節によっても、集まる人によっても当然違うキャンプ。また今回のcamp in shobaraでは、GO▶つくる大学から素敵なゲストが2組も来られます!1組目は、GO▶︎つくる大学の人気講義「Make your own Gear学」が、出張ワークショップとしてオリジナルジッパープル製作を伝授してくださいます。(当日は助教授として、つくる大学の三浦校長が参加)
2組目は、GO▶︎つくる大学のある江津市で『ひなた食堂ますや』という移動販売の店舗で起業した料理人の枡さんご夫妻には、ひと味違ったアウトドア料理を実演・試食していただく予定です。
みんなで一緒に学び・笑い・楽しみ、味わい尽くしながら楽しめる2日間となっています。季節の移ろいを身体で感じながら、新たな仲間と有意義な時間を過ごしましょう!
(第1期募集開始日 2019年8月6日)
キャンプの基本は夜への備え。テントを立て、薪の準備をします。
みんなでキャンプに適した美味しい食事づくりを実践します、調理方法や道具の使い方も学べます。
みんなでキャンプファイヤーを囲みながらご飯を食べよう。「遊びを仕事に」をモットーに人生を楽しんでいる教授陣に、いろいろな話を聞いてみよう。地元のミュージシャンによる一夜限りのコンサートも開催されるかも!?
みんなで朝ごはんを食べます。心身共にリフレッシュしましょう。
みんなでテント、食材などの片付けをします。来た時よりも美しく!