備後の畳表を継承する
昔より尾道を含むこの備後地域は最高級の畳として名を馳せた“備後畳表”の産地です。その品質は幕府や朝廷に献上されていたほどでした。しかし、日本の暮らしの中で当たり前のように生活の一部であった畳も生活の変化によりニーズは減少しました。その備後畳表の価値を取り戻すために、2013年に“い草プロジェクト”は誕生しました。畳の素材である備後い草の価値を創出し、伝統産業の継承を理念に、い草の苗から栽培をスタート。絶滅に近い品種である「せとなみ」を活用し、昔から伝統を守り続けて来た畳表職人・門田さんを指導者にお招きし、地元の農業高校の生徒たちと一緒に栽培に取り組んでいます。
今回は岡山の古き良きモノづくりを伝承する職人とのワークショップ
今回で2回目となる“い草 meets”は、岡山県の須浪亨商店さんを御招きします。
岡山の“いぐさ”といえば花茣蓙(はなござ)が有名ですが、須浪亨商店の須浪隆貴さんは
いぐさ縄で編んだ籠を作る職人です。古くから伝わる織機を現在でも受け継ぎ、一つひとつ丹念に作り上げる藺(い)かごは畳以外の“い草”のモノづくりにおいても大変貴重で、とてもチカラ強い存在です。
今回のゲスト須浪隆貴氏と共に今回はドリンク等を収納する瓶かごを作ります。
大好きなお酒をいれてもよし、サイダーを運ぶのでもよし、思い思いに御使いいただけて、これからの季節にピッタリです。
夏のキャンプや花火大会、お出掛けのお供にオススメです。
■プログラム
13:00‐13:15 自己紹介、須浪商店紹介といぐさ部の紹介
13:30‐15:00 作業開始
15:00 終了予定
講義レポートはありません。