講義名:こども手帳術 | レポート公開日:2016年04月22日
尾道自由大学で初の親子参加講義「こども手帳術」。「計画を立てる主役はこども」という基本を大切に、親がこどもと向き合いながら手帳づくりをしました。
ポイントは1日のスケジュールを、こどもがイメージできるように文字にすること。顔をあらう、歯みがく、テレビをみる、宿題をするなど、1日日の行動を思い浮かべながら付箋に書き出していきます。書き出してみると、「こどもも意外と忙しい」という気づきも。仕上げにマスキングテープや好きなキャラクターのシールを貼っていき、自分だけの手帳に仕上げていきます。
ここで、卒業生から届いたレポートを紹介します!
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「こどもも、親も笑顔になる手帳の効果」
ディスカバーリンクせとうちのHPをたまたま拝見し、見つけた尾道自由大学のページ。その中でみつけた「こども手帳術」。仕事柄、私が手帳を使うことが多く、子どももその影響で手帳を持つことにあこがれていたこともあって、即参加を決めました。
今までは、親が聞いて帰ったことを子供に伝えるということが多く、押し付け気味になっていたようですが、当日の講義では、子どもとワークをする時間がたっぷりあり、一緒に作業を進めるということで、子ども自身も楽しんで取り組め、すんなりと頭に入ったようです。
午前は私たち目線の講義。けいこ先生の話に、主婦として親として共感する場面がたくさんありすぎて、首が痛くなるほど頷いてしまいました。(笑)
午後は子供と一緒のワーク。ワークの中で子供が普段やっていること、これからしていきたいことなどなど、沢山の付箋を一緒に記入し、「子どもも、普段忙しいんだ」ということを私も実感。ここでのポイントは作成する「すること付箋」はできていることが7割、していきたいこと3割というのがポイントのようで、自分が頑張っていることを認めてもらったことで、かなり満足し、二人で笑顔になりました。
受講後、今のところ毎日手帳を使って自分のことが出来るよう頑張ってくれています。最近では私の方が朝の支度が遅く、「お母さん、まだぁ―。」と言われる始末。ビジネスにも使える内容が満載で、満腹満足な講義でした。
また機会があれば参加させていただきたいです。ありがとうございました!
(text:こども手帳術 第1期卒業生 藤井美香・陽菜)
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「こども手帳は魔法の道具?」
あれしたの?宿題終わったの?これしなさい、あれしなさいと毎日毎日こどもたちに言っている自分に疲れ、「もう少しこどもたちも自分で考えて行動してくれたらなー。」と思っていたとき、以前本を買って始めてみたこども手帳の講義が、尾道(広島)であるということで、こども二人を連れて旅行気分で、尾道自由大学でこども手帳術を受けました。
こどもに手帳?と思っていましたが、一緒に自分でやることを考えて作り上げた手帳。手帳をみれば、何をすれば良いか一目で分かる。手帳を介して、こどもとのコミュニケーションが広がる。そして、することを見える化することで、「あー、こどもたちもやることをたくさんあるなーっ。」て、こどものガンバリが目にみて分かる。これは、魔法の道具だとおもいました。手帳を介して最終的には、こどもの自主性を育てる。やっていることは目の前の事だけど、ちゃんと将来を見据えてるものだとわかった今、こども手帳のゴールが分かったので、自己流で本をみてやっていたときよりも気楽に関わることが出来ます。
講師のけいこさんも素敵な方で、丁寧な説明に素敵な笑顔、尾道自由大学の素敵な景観と空気感。とても、貴重な時間を過ごせました。鹿児島から参加しましたが、本当にいって良かったです。子育てで悩んでいる方がいたら、こどもと関われる一つのツールだと思うので、ぜひ受けてみてください。しかも、尾道自由大学では、修了証書がもらえるのもうれいし特典です。これをみて、講座を思い出しています。
(text:こども手帳術 第1期卒業生 匿名)
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幸せを運んでくれる手帳術
図書館で偶然手にした「こども手帳術」の本。今年から小学校入学を控え、仕事との両立を考えていた私には、幸せを運んできてくれるように感じられました。尾道自由大学での開催を知り、遠方ではありましたが、入学前の時期ということ、大好きな尾道ということで受講を決めました。講義は自己紹介からスタート。それぞれの参加者さんはみな目標をもってこられていて楽しい雰囲気でした。
午前は定義について学び、午後は作成という流れ。子供とともに作り上げた手帳に大満足でした。質問もしやすい雰囲気でした。まだまだ完成途中の手帳ですが、子供も愛着を感じてくれています。これからもコミュニケーションツールのひとつとして、子供のがんばりを認めるものとして生かして行きたいです。参加でき、本当に良かったです。ありがとうございました。
(text:こども手帳術 第1期卒業生 リボンの騎士)
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講義終了後は、こどもたちからは「楽しかった!」という感想が多数。手帳作りはもちろん、お母さんと一緒に向き合って共同作業した時間そのものに大満足だったのではないでしょうか。これからも、こども手帳が親とこどもをつなぐコミュニケーションツールとして活躍することでしょう。
(text:クリエイティブチーム 小川香澄)