いつもの食卓も、器や盛り付け方でもっと美味しくなる!?
生きていく上で大切な“食べる”ということ。お料理がより美味しく見えるような演出が出来たら…そんな風に思ったことはありませんか?
自分ひとりの時間はもちろん、家族や友達、大切な方に喜んでいただくために、日頃の感謝の気持ちと、おいしいご飯にちょっとのセンスを加えてみるだけで、たのしい食時間を演出することは難しいことではありません。そんな日々の食時間をおいしく魅せるためのヒントをお伝えしている講義「盛り付けデザイン学」。
今回は初のオンライン講義として食卓のコーディネートや飯野教授が実践されている「盛り付けデザイン」に興味のある方、飯野教授のお仕事や暮らしについてのお話を聞いてみたい方、そして、器好きの方にオススメです。
教授のご紹介
本講義の教授は飯野登起子さん。美大を卒業され、グラフィックデザインの世界の第一線で働かれた後、子育て(専業お母さん)の時代を経て、現在「盛り付けデザイナー」として活躍されています。
Tokiko Iino ホームページ
Instagram(@tokikoiino)
午前の部は、感性を紐解く時間
飯野教授の人生のそれぞれのフェーズとの向き合い方。暮らしの中で感じる「好き/愛おしい」というインスピレーションを仕事の中で最大限に活かされている、生き方(≒自分の活かし方)の極意を学びます。また、飯野教授のデザインのエッセンスや日頃どのように感性を磨かれているのか、など、本講義と同様に飯野教授のこれまでの作品を見ながら「盛り付けデザイン」の世界に触れていきましょう。
午後の部は、「器」の座談会
受講生の「盛り付け」の課題や疑問を解決すべく、「器」にフォーカスして語り合います。旅先で買った器、譲り受けた器、思い出の器の中に、あまり出番が無くお家で眠っている器はありませんか?あなたの器、わたしの器を持ち寄り、どんな盛り付け方や活かし方があるか、飯野教授や受講生の皆さんと一緒に語り合ってみませんか?“食”の楽しさを再発見し、盛り付けデザインを通して表現の幅を一緒に広げてゆきましょう!「盛り付けデザイン学」卒業生も初めての方も大歓迎です!
飯野登起子さんより
コロナの自粛期間(50日間ほど)家で過ごす時間が続きました。日頃それぞれ忙しく過ごす家族とゆっくりと自宅で過ごす中、思い出したのは自分が子育て(専業お母さん)をしていた頃のこと。久しぶりに息子の洗濯や夕ご飯を作って、懐かしく愛おしく感じました。
また同時に、この時間をどう有意義に過ごすか日々考え、楽しみながら格闘、特に「食」をデザインし形に残すこと=盛り付け&スタイリング&撮影に取り組み、数えたら日にち以上の枚数を残していました。
その中でデザインアイデアの種は家の中に至るところに転がっていることに改めて気付かされました。そして、家で過ごした時間で2つほどリモートで盛り付け&スタイリング&撮影の仕事をいただきましたが、これも全て自主練(日々楽しみながらの格闘)が活きてくれています。いくつになってもデザインアイデアの種を大切に拾えて、そして蒔いて育てられるようにいたいですね。
今回のオンライン講義をきっかけに、尾道をはじめ、色々な土地に住まわれている方とつながり、近い将来実際にお会い出来る日をたのしみにしています。
立花テキスタイル新里カオリさん、ピッチフォークファームズのトーマスさん、因島の陶芸家吉野瞬さんとコラボレートした第10期でのスタイリング。
「瀬戸内活写俱楽部」キュレーター BOBさんによる講義紹介ムービー
(第1期募集開始:2020年5月31日)
1.自己紹介、アイスブレーク
2.オンラインインタビュー
飯野先生のこれまでの活動について伺い、「盛り付けデザイナー」が誕生したキッカケや日々どのように感性を磨かれているのかなど、飯野先生の洗練されたデザインの魅力に迫ります。実際の作例写真と共に“干物と果物““肉じゃががパーティーフードに…”盛り付けデザインの魅力や楽しみを、飯野教授の作品と共に学びましょう。
3.オンライン"プチ"飲み会
デザインやスタイリングについてや、子育てとキャリアについてなど、思ってることや悩みなど、好きな飲み物を片手に語ってみよう。
1.自己紹介、器紹介
2.器の座談会!オンライン
盛り付けデザインに欠かせない「器」の存在。旅先で買った器、譲り受けた器、大切な方にいただいた器の中に、お家で眠っている器はありませんか?あなたの器、わたしの器を持ち寄り、どんな盛り付け方や活かし方があるか?飯野教授や受講生の皆さんと一緒に語り合ってみませんか?