教授 : 新里カオリ


新里カオリ

立花テキスタイル研究所 所長

担当講義
せとうちテキスタイル〜糸紡ぎ編〜
盛り付けデザイン学(第10期ゲスト講師)
プロフィール
埼玉県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科テキスタイルコース修了。東京での生活時代に誰でも出来る仕事をしていることに疑問を抱く。そんな中、旅の途中で理想的な綿花の栽培ができる尾道市向島に出会い、自然と2008年に移り住むことになる。ここの土地のいらないとされている草花や造船所の鉄くず、牡蠣の殻も染色の材料になることを知り、遠くよりも足元のいいものに目を向け始める。2009年よりNPO法人工房おのみち帆布を母体とした立花テキスタイル研究所をスタート。世界経済に影響されない環境循環型の産業の在り方を探求し、地域の資源を活かしたテキスタイル関連商品の研究から開発・販売までをおこなう。
関連サイト
立花テキスタイル研究所
主な活動
・「コットンロードシンポジウム」パネリスト(しまなみコットンロード推進協議会2009)
・「地域活性化企画尾道大学」コメンテーター(尾道市 2009・2010)
・「女性起業家育成支援」研修(アフリカ)講師(JICA 2010~2012)
・「地域力と美術表現について」「地域資源への着眼」講師(ロータリークラブ・ライオンズクラブ 1999~2012)
・「観光カリスマ塾」コーディネーター(運輸局 2010)
・「資源を活かした地域ブランド作り」講師(広島大学2010~2012)
・「地域資源を活用したブランド作り」講師(福山市立女子短大・サレルノ市文化財団/イタリア 2011)
・「尾道の地場産業である帆布を活かしたまちづくり」釜山文化財団/韓国 2012)
・「地域資源活用を軸とした地場産業」(jica研修プログラム/2013)
その他
メッセージ
人間関係も仕事も自分の努力次第でつくることが出来る田舎での時間は、生きているという感覚を感じます。 私はここで、仕事の時間とプライベートとを切り離す必要のないもだということを見つけられました。今は色々な活動を通して、どういった物づくりが世界経済に左右されずに子の代、親の代まで続いていくかを考えています。これから、様々な人がこの地域と関わっていくきっかけとして、窓口になれたらと思います。

ONOMICHI FREEDOM UNIVERSITY 尾道自由大学